2020年8月29日
結婚相談所を検討しているあなたは、結婚相談所に入会しても結婚できないのではないかと不安に思うこともあるのではないでしょうか?確かに、結婚相談所は結婚を確約するサービスではありませんが、結婚相談所で結婚できない人には特徴があります。この記事では、結婚相談所で結婚できない人の共通点と結婚するためのポイントを解説しますので、婚活を成功させるために参考にしてください。
結婚相談所に入会しても結婚できない人はいますが、結婚相談所=結婚できないということではありません。結婚相談所は、交際や結婚に繋げるためにさまざまなサービスを提供しています。結婚できない場合には、結婚相談所だけではなく会員自身に問題があることも考えられます。
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結婚相談所に入会しても結婚できない人には特徴があります。ここでは、結婚ができない人の特徴を詳しくみていきましょう。
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男女に共通する結婚できない人の特徴で考えられるのは、大きく以下の4点です。
では、それぞれの特徴について詳しく解説します。
考えられる特徴の1点目は、理想が高くて条件でしか人を見ていないことです。結婚相談所では、より相性の良い人を紹介してもらうために希望の条件を伝えます。「性格が優しい人」や「共通の趣味がある人」など、条件は重要ではあります。しかし、「イケメンで絶対に年収1,000万円以上がいい」「専業主婦で20代じゃないとダメ」など、理想が高過ぎると条件に当てはまる人は少なくなり、出会いのチャンスが減ってしまいます。また、条件ばかりにとらわれ過ぎてしまい、その人の他の良い部分を見落とすこともあります。
考えられる特徴の2点目は、プライドが高くてカウンセラーのアドバイスを頑なに聞き入れないことです。カウンセラーは、多くの会員を交際や結婚に導いてきたプロです。そんなカウンセラーのアドバイスはあなたの成婚を手助けしてくれますが、自分の意見だけを優先してしまっては機会損失に繋がります。
また、プライドが高過ぎると、紹介してもらった相手に対しても自身の意見を優先する態度を取ってしまう可能性があります。結婚は1人でできるものではありません。本当に結婚したいのであれば、カウンセラーのアドバイスも聞き入れて参考にしていく姿勢が大切です。
考えられる特徴の3点目は、「すぐに結婚をしたいと思わないけど、とりあえず出会いを求めて結婚相談所に入会した」など、結婚願望が強くないことです。
結婚相談所には、結婚願望が強く、結婚を見据えた交際を希望している人たちが入会しています。結婚相談所で紹介してもらっても、結婚に対する温度差があると、なかなか交際および結婚には繋がりません。
考えられる特徴の4点目は、結婚相談所に入れば結婚できると思っていることです。結婚相談所は、紹介やアドバイスなどあくまでも結婚の手助けをしてくれるのであって、結婚に繋げるためには自分自身の努力も必要です。
相手と結婚したいのであれば、その相手に好かれるためのファッションや会話など、自分自身を磨く必要があります。結婚相談所に入れば結婚できるのではなく、自分自身の努力することで結婚に繋がることを忘れないでください。
次に、結婚相談所で結婚できない女性に多い特徴をみていきましょう。
経済産業省の調査によると、女性は男性よりも相手の年齢や年収、学歴を気にする傾向があることがわかっています。女性は、結婚相手のさまざまな条件を求め過ぎ、「もっといい人がいるかもしれない」や「この人と結婚して幸せになれるのかな」など、決断ができず結婚が遠のいている可能性があります。
また、⽂部科学省科学研究費補助⾦基盤研究の一環として実施された調査において、結婚相談所などのサービスを利用したことがある方を対象にした調査も実施されています。結婚しない理由として「適当な相手にめぐり合わない」と回答したのが、男性は44.8%、女性は50.5%と、女性の方が理想の相手と出会えてないと考えています。男性よりも女性の方が理想は高く、なかなか結婚に踏み出せないと考えられます。
参考:経済産業省P99 平成 29 年度 結婚情報サービス業調査に関する報告書P62
結婚相談所で結婚できない男性に多い特徴として、以下のようなものが考えられます。
男性の場合は、デートの際のファッションやマナー、また相手との会話をする方法がわからず結婚から遠のいていることが考えられます。経済産業省の調査によると、交際や恋愛で求めるアドバイスとして、「相手と会うときのファッションやマナー」、「異性の気持ちを知る方法」、「相手との話題の見つけ方」を求める人は、女性よりも男性の方が多いことがわかっています。
また、上述のように女性は男性よりも年収を気にする傾向にあります。男性は結婚相手に年収200万円以上を求めている人は31.1%である一方で、女性の場合は5.1%で、500万円以上19.5%、600万円以上が12.5%となっています。男性の収入面で不安があると、女性の結婚の条件から外れやすいと考えられます。
結婚相談所で結婚できない人に共通することは、相手に求め過ぎていることです。条件の揃った相手がいても、その相手が自身を好いてもらえるとは限りません。良い出会いに繋げるためには、自分磨きを怠らないこと、自分から行動を起こすことを意識しましょう。
「結婚できないのは相手のせい」だと思っていませんか?相手のせいにする前に、一度自分自身にも改めるべき点がないか振り返りましょう。もしかしたら、相手は料理が上手な人を求めていたかもしれません、また清潔感があっておしゃれな人が好みだった場合もあるかもしれません。
相手にばかり求めるのではなく、相手に好いてもらえるような努力をまずはしてみましょう。どうすれば良いかわからないという方は、結婚相談所のカウンセラーに積極的にアドバイスを求めましょう。
出会いを待つばかりではなく、自ら積極的に行動しましょう。上述のように、結婚相談所は出会いを提供してくれる場であって、結婚に繋げるには自分自身で行動することも必要です。カウンセラーに紹介された相手と積極的に会ったり、自身からも積極的にコンタクトをとったりして、出会いのチャンスを増やしていきましょう。
また、結婚相談所によってはデートの後のフィードバックをもらえるため、相手がどう思っていたのかを知ることもできます。異性の気持ちがわからないという方は、きちんとフィードバックを受け、次のデートで活かせるようにしましょう。
条件ばかりにとらわれず、相手の内面をきちんと見ていきましょう。特に女性は、「適当な相手にめぐり合えない」と考えている方が多くいますが、理想が高過ぎては結婚のチャンスは少なくなります。内面をきちんと見ることで、相手の良い部分が見えてくることもあります。
年齢や年収、学歴などのステータスにこだわり過ぎずに、「この人と長く過ごしていけるか」と、内面にも目を向けましょう。
素直にカウンセラーの意見を受け入れることも重要です。結婚相談所のカウンセラーは、面談にて会員の希望条件のヒアリングし、交際や結婚までのプランニングを行います。カウンセラーは婚活のプロとしてトータルでサポートしてくれますので、あなたなりのこだわりに固執しすぎることなく、まずはアドバイスを受け入れる姿勢が重要です。
また、カウンセラーは会員の代弁者でもあり、「相手の女性が交際を望んでいるようです」など後押ししてくれます。カウンセラーは客観的なアドバイスで、会員の良い部分を引き出し、悪い部分はきちんと指摘してくれます。素直にアドバイスを受け入れることで、結婚に繋がりやすくなります。
出会いや結婚に繋がる結婚相談所ですが、結婚相談所によっては、入会の条件が設けられています。入会の前に一度入会条件を確認しましょう。以下では、主な結婚相談所の入会条件を記載しています。
結婚相談所 | 入会条件 |
ペアーズエンゲージ | 20〜45歳で独身 |
ツヴァイ | 20歳以上で独身 |
パートナーエージェント | 男性:22〜64歳/定職に就いており一定以上の収入がある・個人事業主・フリーランスもしくは業務受託契約を結んでいる/独身女性:20〜54歳/独身 |
オーネット | 20歳以上で独身 男性は定職に就いている方 |
結婚相談所で出会いを求めている方に、ペアーズエンゲージをご紹介します。ペアーズエンゲージは、オンラインで始められる結婚相談所で、20〜45歳までの方が登録できます。
ペアーズエンゲージでは、1日1人、月に30人の紹介があり、出会いのチャンスが多くあります。せっかく紹介してもらえたけど、相手とどう接すればわからない場合は24時間365日コンシェルジュに相談でき、いつでも婚活をサポートしてくれます。さらに、入会費が9,800円、1ヵ月プランの料金が9,800円と他の結婚相談所よりもお手頃な価格に抑えられており、3ヵ月マッチングがなければ全額返金となるため、料金を重視する方にもおすすめです。
結婚相談所で結婚できない人は、自分から積極的に行動しない、相手にばかり求め過ぎているなど共通点があります。結婚相談所で結婚できるか不安な方は、条件ばかりにとらわれずに内面にも目を向け、自ら積極的に行動することを心がけることが大切です。
また、結婚相談所にはプロのカウンセラーが在籍しています。カウンセラーは、客観的にアドバイスをし、結婚に導いてくれます。そんなカウンセラーのアドバイスにも素直に受け入れることも結婚への近道です。紹介したペアーズエンゲージなどの結婚相談所を有効活用して、婚活成功に向けて行動を積み重ねていきましょう。
執筆者:近藤美鈴