2020年8月21日
50代で結婚相談所を利用しようと考えていると、「50代の自分は結婚相談所を利用できるのか」「登録しても婚活がうまくいくのか」と不安な想いをおもちの方が多いのではないでしょうか。結論としましては、50代で結婚相談所を利用して成婚することは可能です。この記事では、50代のあなたが結婚相談所を活用するメリット、有効活用するためのポイントを解説します。おすすめの結婚相談所まで紹介しますので、理想の結婚生活を実現するための参考にしてください。
国立社会保障・人口問題研究所によると、50代の初婚率は全体の1%を切っており、50代で結婚することは相対的に難しいといえるでしょう。20代の初婚率が45%を超えていることを考えると、50代の婚活事情がいかに難しいかがわかります。50代は男性女性を問わず婚活は難しいのは否定できないものの、実は十分にチャンスはあります。
参考:国立社会保障・人口問題研究所による人口統計資料集(2020)
50代の初婚率を考えると、結婚を諦めたくなるところですが、諦める必要はありません。どれくらいチャンスがあるのかを、定量的な数字をもとに考えてみましょう。
平成 29 年度結婚情報サービス業調査に関する報告書によると、婚活サービス全体の利用者における50歳〜の割合は、男性で15.7%、女性で8.5%となっています。この割合は、24歳からそれぞれ5歳ずつ全7つにセグメント分けをして算出しています。
他の世代に対しては比較的少ない割合ではあるものの、決して登録者がいないということではなく、結婚相手を見つけられる可能性は十分にあるでしょう。 参考:平成 29 年度結婚情報サービス業調査に関する報告書P23
年齢層と合わせて、50代の熟年離婚の数からチャンスの根拠を探してみます。
日本の人口に対して離婚している割合を離婚率と見た場合、男女共に50代の占める割合は年々増加傾向です。つまり、50代以上の熟年離婚している人たちが増えているので、同時に結婚相手になりうる人が増えている可能性を示しています。「50代で結婚相手はいない」と悲観的になることなく、チャンスをうかがいましょう。
50代で婚活を成功させる可能性は十分にあることを解説しました。一方で、日常生活ではなかなか出会いがない方がほとんどではないでしょうか。そんな50代の婚活には、結婚相談所をおすすめします。
結婚相談所を50代におすすめする理由は以下の2つです。
結婚相談所を利用する最も大きなメリットは、結婚願望が高い相手と効率よく出会えることです。
結婚相談所に登録して婚活をするには、独身証明書を提出してプロフィールを登録するなど、ある程度の覚悟がないとできません。本気でないと面倒になってしまう作業をしている会員が集まっているため、結婚願望が強い相手と効率よく出会えることが期待できます。
結婚相談所を利用すると、求める条件でスクリーニングできることもおすすめです。50代の婚活では、ご自身の事情によって相手に求める条件が様々あるでしょう。例えば、年収面で求める条件があったり、バツイチである場合は相手もバツイチの方を求めたかったり、求める条件は様々です。結婚相談所であれば、このような条件も予めアドバイザーと打ち合わせして、スクリーニングすることができますので便利です。
結婚相談所は多くの出会いが期待できますが、たくさんあってどれにしようか悩まれることが多いのではないでしょうか。そこで、50代におすすめの結婚相談所をご紹介します。
B.I.Cは全国に18店舗を構える結婚相談所です。B.I.Cには以下のような特徴があります。
B.I.Cの特徴は完全独身制度の会員制です。茜会が定める規定により、入会の審査を行い、安心した出会いを提供しています。1年間の活動期間中に無期限のお見合いが出来るプランで、料金は300,000円〜です。また、成婚報酬もなく追加料金の発生しないプランが用意が用意されています。
茜会は創業60年を超える中高年に特化した結婚相談所です。茜会には以下のような特徴があります。
茜会の特徴は、都市圏に店舗を限定することで、利用者同士の出会いのスピードを高める工夫をしていることです。他にも、年500回以上開かれている婚活パーティに参加できることも特徴です。茜会の利用料金は、初期費用35,000円で、月会費は、35,000円からとなります。また、費用が発生しない休会制度があり、最長12ヶ月の休会ができる点も嬉しいです。
オーネットスーペリアは、創業40年を超える老舗の結婚相談所です。オーネットスーペリアには以下のような特徴があります。
オーネットの「スーペリア」サービスは、男性会員の平均年齢が61歳、女性会員の平均年齢が55歳です。サロンは全国3カ所に展開しており、東京銀座、大阪、名古屋の主要都市にあります。基本料金として、入会金が30,000円と、月会費が10,000円かかる他は、オプションで追加料金が生じます。
50代が結婚相談所を使うにあたって、気をつけておくべき点を男女別に解説します。事前に注意点を知っておけばミスを防ぐこともできますので、ぜひ意識してみてください。
女性の場合は、男性よりも年収や学歴を求める傾向にありますが、求めすぎには注意が必要です。条件を絞りすぎると、出会える男性の母数が減り、出会える人が少なくなってしまいます。
出会える人が少なくなると、理想とする男性に出会いにくくなってしまいます。今一度、「なぜ結婚したいのか」を自身に問い続け、その答えが年収や、学歴で実現できるか否かを意識してみてください。
男性の場合に特に気を付ける点は、理想を高く持ちすぎないということです。例えば、「初婚への憧れを強くしすぎない」「家事は女性がするものだという考えをもたない」ということが挙げられます。
初婚に関しては、50代で初婚を強く希望しすぎると、出会いの幅は狭まってしまうおそれがあるでしょう。家事に関しても同様で、お相手の女性が働いているケースが考えられるので、共働きになる可能性が考えられます。仕事で疲れているのはお互い様です。そんなときに女性一人に負担を負わせるのではなく支え合えるような関係を築いていけるようにしましょう。
ここまで、50代が結婚相談所を使うに当たって注意して欲しいことを説明しました。ここからは、婚活を成功させている人の特徴を4つにまとめてご紹介します。成功のポイントを押さえた上で婚活にチャレンジしてみましょう。
例えば、共働きの例もそのライフスタイルの変化のひとつといえます。かつては女性が養ってもらう時代があったかもしれませんが現代では、共働きが主流になってきています。 今までのライフスタイルという理想を追いかけすぎず、柔軟に変化できることが好ましいでしょう。
次に、適切な自己評価をして相手を選ぶことが大切です。過大評価も、過小評価も好ましくありません。
例えば、自身を過大評価してしまってハイスペックな人を条件として探してしまうと、釣り合う人がなかなか見つからず、結婚は決まりにくいです。時にはアドバイザーからの客観的意見をもとに、適切な自己評価して、無理のない相手選びを心がけましょう。
3点目のポイントは、外見や、内面磨きに気を遣うことです。いくつになって美意識を持ち続ける人は異性にとって魅力的です。「見た目は内面の一番外側」と言われるように、内面と外見は相関関係にあります。
そうはいっても、どんな服装をしたり、言動をしたりするのが適切かを判断することは難しいです。そんなときこそ、結婚相談所のアドバイザーを頼ってみましょう。あなたが気づかなかった一面を客観的にアドバイスしてくれしてくれるでしょう。
最後に、結婚を諦めずに前向きに活動し続けることが大切です。最後はどれだけ結婚をしたいかという気持ちがあなたの婚活成功を左右します。「孤独はいやだ」「老後が不安」などそれぞれ悩みや、結婚で叶えたい理想は様々だと思います。その理想の実現に向けて、活動をし続けることが大事です。
ときには婚活がうまくいかず、理想の男性に会えなかったり、関係が長続きせずに心が折れかけてしまったりすることもあるでしょう。そんな時こそ「なぜ結婚したいのか」を自身に問いかけ続け、結婚相談所を有効活用して結婚生活の実現に向けて行動し続けましょう。
50代の婚活は、結婚相談所を有効活用して理想を実現しましょう。他の年代と比べて、歩んできた道のりが長く、分かり合うまでにも時間がかかるかもしれません。婚活のプロフェッショナルである結婚相談所であれば、あなたの悩みに一緒に寄り添って解決してくれるでしょう。そして、効率よく、的確にパートナーを見つけてくれるはずです。パートナーを見つける時間をより短くして、将来のパートナーと幸せに過ごす時間を大切にしてくださいね。
執筆者:古市隆将